薄着の季節になると気になるのが、体型。
でも、あわててダイエットに取り組んでも思い通りに体重が減らないし、続かない。
しかもダイエットに成功しても、すぐにリバウンドしてしまう。なんて人多いんじゃないでしょうか。
頑張っているのに痩せない、それはダイエットの方法や太りやすいせいだけではなく、普段の生活の中に”太りグセ”が潜んでいる可能性があります。
2017年5月30日(火)放送のABCテレビ「おはよう朝日です」で「努力してもやせない・・・日常生活に潜む”太りグセ”が原因!?」が特集されました!
日ごろ、無意識で行っている行動・選び方・考え方の太りグセを改善し、見直すだけで太りにくい体を手に入れることができるかもしれないんです!

ダイエットアドバイザー 本島彩帆里さん
太りグセの実態を紹介してくれたのが、ダイエットアドバイザー 本島彩帆里さん
今でこそスラリと美しい本島さんですが、かつては何度もダイエットに挑戦しては失敗しリバウンドを繰り返す万年ダイエッターだったそう。
『太ってた時はサプリやエステなど流行っているものとなったらとりあえず飛びついて色々試していたんですけど、ダイエットを見つめなおす過程で日常生活の中に太る原因になってしまう”太るクセ”がたくさんあることに気が付いたんです。』
”太りグセ”を徹底的に改善したところ・・・
1年3か月でマイナス20キロの減量に成功。
その成功術をインスタグラムで発信し、話題に!
昨年”太るクセ”についての対応策を1冊の本にまとめ出版もされています。
あなたらしくヤセる 太るクセをやめてみた [ 本島彩帆里 ]
『太りグセは誰もがやってしまいますし、見落としがちなんですけど、一つ一つ見直してあげる事でリバウンドや痩せて老けて見える事もなくなってくると思います。』
日常に潜む太りグセ 太る食べ方・飲み方

食べていないと思っているのに太る
食べていないと言っている方もよく話を聞くと、結構雰囲気でヘルシーな生活をしている方が多いそう。
例えば、ヘルシーそうなグラノーラも油で揚げていたり、砂糖がたっぷりかかっている商品もありますし、ご飯は気にかけているのに、飲むヨーグルトやカフェオレなど甘い飲み物をノ飲んでいるケースも多い。
カロリー表示を常に気にしている
カロリー表示ばかりを気にするのも禁物。
例えば、定食とパスタを比べてみて、和定食667kcal。パスタ534kcal。とパスタの方が低カロリーだったとしても定食は食材も多く脂質や糖質の代謝を助ける酵素やビタミンなどの栄養素がより多く含まれている可能性が大。
太りグセ改善法1
こういった食事の盲点を見つけるには、その日口にしたものをすべてリストアップすることが大切。
こうすると、摂取カロリーだけでなく糖質や塩分量といった食事の質を客観的に分析できます。
食べないことがダイエットだと思っている
極端に食べる量を減らしたら、もちろん体重は落ちますが、食べないことで必要な栄養が不足し、脂肪燃焼効果が落ちたり、肌の潤いが失われて老けて見える原因に。
しかも食べないダイエットは精神面でも不安定になりやすく、逆に暴食してしまう恐れも・・・
太りグセ改善法2
そんなときにおすすめなのが、かさ増し食材で栄養価と食べごたえアップ!
- ハンバーグ⇒パン粉の代わりにおから
- チキンライス⇒えのきのみじん切りをプラス
ただ、いくら工夫しても食べ方のクセひとつですべてが無駄になってしまうことも!
ながら食べ
ながら食べをすると食べ物に意識が集中しないので、必要以上のカロリーを摂取したり、甘い辛い甘い辛いを繰り返して、ずっとダラダラ食べてしまうことが多くなってしまいます。
しかもながら食べは食事のペースが上がり、噛む回数も減少してしまう原因に!
太りグセ改善法3
食べものを口に含むときには五感でしっかり味わって食べるようにしましょう。
そうすることではじめて「食べた!」という満足感が得られ、食後の口さみしさを防げます。
日常に潜む太りグセ 太る行動生活

ダイエットは頑張るものと思っている
ダイエットは頑張ろうと思えば思うほど、長く続かないんだそう。
いつもの生活に新しいものをプラスするとそれが習慣になるまでけっこう時間がかかりますし、体調不良とかメンタルのアップダウンとかで出来なかったりすると「ああ、私頑張れてない」と感じて挫折してしまう場合が多くなります。
基礎代謝を上げるための筋トレにも盲点が!
筋肉量を増やすトレーニングをする人も多いですが、実はここにも盲点があったんです。
筋肉量を増やせば基礎代謝が上がると思われがちなんですけど、筋肉と同等のエネルギー消費をしてくれるのが、実は肝臓なんです。
太りグセ改善法4
無理して筋トレするよりも毎日の食事で肝機能を上げる方が効率的。
肝機能を高める栄養素(ビタミンA・C・E、たんぱく質)をバランス良く食事に取り入れ、基礎代謝量を手軽にアップ!
ゆるい服を選びがち
太りグセは意外な行動にも・・・
太っているのが恥ずかしいと思ってゆるい服を選びがちなんですが、自分のサイズが自覚できないと太っても気づけない。
太りグセ改善法5
ストレッチが効かないサイズぴったりのパンツを1本買い、こまめに履くことでボディラインの変化を確認する。
財布がいつもパンパンになっている
ちょっとでも得したいという気持ちはわかりますが、ポイントを貯めたいためにカロリーが高いものを食べてしまう事になりがち。
財布を整理できない人はダイエットの取捨選択も苦手で世の中にあふれているダイエット情報に振り回されがち。
太りグセ改善法6
本当に行きたいと思う店以外のクーポンやポイントカードは捨て、取捨選択のクセをつける。
太りグセ改善法6つのまとめ
- 食べたものをリストアップする
- かさ増し食材で栄養価と食べ応えアップ
- 食べるときは五感でしっかり味わう
- 筋トレよりも食事で肝機能をアップさせる
- サイズぴったりのズボンでボディラインチェック
- 取捨選択のクセをつける
さいごに
やってしまいがちな”太りグセ”。
なんだか当てはまることばかり!!・・・でも、納得させられます。
自分の太りグセを知り、改善することはダイエットを成功させるだけでなく精神的なゆとりにもつながるそうです。
