夜におやつを食べると太るイメージがあります。
でも、口寂しくなったり、何か食べたくなる時ってありますよね。
そんな時はみかんやオレンジなどの柑橘類を食べるのがいいそうです。
しかも、夕食後に食べることで痩せる効果が期待できるって!!
でもそれにはポイントがあって、みかんの皮をむいたら筋をとらずに房の薄皮ごと食べること。

さらに柑橘類には老化を防いでくれる効果もあるそうなんです。
夜に皮ごとみかんを食べるといい理由とアンチエイジング効果を紹介していきます。
皮ごとみかんを食べると脂肪を燃やして代謝がよくなる!
みかんやオレンジなどの柑橘類には「ノビレチン」という特有の成分がたっぷり含まれています。
★ノビレチン
血糖値の上昇をおさえて、脂肪代謝を促進
このノビレチンは、みかんの筋や房の薄皮にたくさん含まれているのでまるごと食べると脂肪を燃やして代謝をよくしてくれる効果がアップするというワケ!
昔は、つるつるになるまで筋をとっていたけれど、もったいなかったんですねー。これからは筋ごとまるごといただこう。
家にあったいよかんをさっそく筋と薄皮ごとパクリ。
噛みごたえもアップして食べごたえもあるから満足感もあります。皮をむく手間もはぶけていいですね。
薄皮が苦手だっていう方は、まるごとミキサーにかけてジュースにしてしまえば、のどごしもよくなって手軽に飲めます。
ノビレチンは外皮に一番多く含まれている
この「ノビレチン」外皮に一番多くヤセる成分が含まれているそうなんですが、さすがに外皮はたべられません。
その場合、デトックスウォーターにして飲むのがおすすめされています。
よく洗って、薄くきってミネラルウォーターに注いで、1時間冷蔵庫で保存。するとエキスが出てくるので外皮のノビレチンが摂取できます。1日で飲みきるのがいいそうです。
私は少し農薬が気になってしまうので、無農薬のみかんが手に入った時にだけやってみようかな。
柑橘類のアンチエイジング効果
柑橘類には「βクリプトキサンチン」という成分がたくさん含まれています。
このβクリプトキサンチンは抗酸化力がすごいと有名な成分です。特に温州みかんに多く含まれているそうで、1日1個で必要なβクリプトキサンチンが摂取できるそうです。
★βクリプトキサンチン
みかんに含まれるオレンジ色の色素でカロテノイドの一種。
発がん性物質や活性酸素などの害から強力に体を守って、健康な細胞を傷つけるのを防いでくれます。
みかんを皮ごとまるごと食べることで老化を防いで代謝のいい体にしてくれるなんてうれしすぎ。
朝に食べるのはひかえた方がいい!?
うれしい効果満載の柑橘類ですが、朝はあまり食べない方がいいそうです。
その理由は、柑橘類に含まれている「ソラレン」という成分が紫外線に反応してシミやそばかす、くすみなどを濃くしてしまう可能性があるとの事。
ビタミンCが肌に良さそうですが、ソラレンが働くと怖いので朝は控えるのがよさそうです。
柑橘類の香りは良い睡眠に導いてくれる
寝る前に柑橘類の香りを嗅ぐと副交感神経を優位にしてくれるので良質な眠りに導いてくれます。
食べる前のオレンジなどでもいいですが、食べたあとの皮も香りの成分がたくさん含まれているので細かくちぎってキレイな器に飾って、香りがなくなるまで寝室に置いておくといいですね。
今まで捨ててしまいがちだった、みかんの皮や筋、薄皮がこんなに私たちの体にいいのにはびっくり。
これからは、余すことなく利用していきたいですね。