お肉食べてますか?
お肉好きだけど、カロリーが高いからと女子が敬遠しがちなお肉。
でも、2017年4月26日(水)放送の「おはよう朝日です」の「お肉を食べても怖くない!女子に肉食のススメ」特集では、肉好きにとってうれしい情報が紹介されていました♪
お肉は、貧血予防や代謝アップ、イライラ防止や美肌など女性にとって様々なメリットがいっぱいだったんです。

お肉が足りない女性は調子が悪くなる!?
女性はお肉を食べたほうがいいというのは、お肉に関する研究、学会発表などを多数されている肉博士こと健康管理センター医学博士・仲眞美子先生。
お肉が足りなくなると女性にとって、色々調子が悪いことが出てくるみたい。
肌がボロボロになったり、血管が弾力性がなくなって老化が早くなることも。さらに疲れやすくなったり、夏バテ・貧血などにもなりやすくなるそう。
●肉が足りないことで出てくる症状
- 肌がボロボロになる
- 血管の弾力性がなくなる
- 老化が早くなる
- 動脈硬化を引き起こす
- 疲れやすい
- 夏バテしやすくなる
- 貧血
お肉が身体にいい理由
お肉には、良質なタンパク質が多く含まれていて、人間が体内で作り出すことができない必須アミノ酸をバランスよく摂ることができるんです。
- 良質のタンパク質
必須アミノ酸をバランスよく含んでいる - 必須アミノ酸
人間が体内で作り出すことができない9種類のアミノ酸
女性の良質なタンパク質不足は危険!?
女性が良質のタンパク質不足になったとき、もっとも顕著に表れる症状があります。
それは、貧血。
鉄分が足りないためと言われていましたが、貧血の4人に1人くらいは、タンパク質が足りない蛋白欠乏症貧血なっているそうです。
蛋白欠乏症貧血の場合、鉄剤だけでは回復しない人が多い。
女性の場合は、月経で血液が失われるので、蛋白は血液にも含まれていて、男性よりも蛋白を失っている事に。
お肉が身体にもたらす最大のメリットが、
肝臓の細胞が再生しやすいという点。
肝臓は身体にいらなくなったものや危ないものを処理してくれる場所です。
肝臓の働き
- 身体に不必要なものを解毒処理
- タンパク質、糖、脂質などの代謝
肝機能が弱ってしまうと、エストロゲンの分解が遅れてそのために身体が疲れやすくなってダルかったり、甲状腺ホルモンの分解も遅れるのでイライラしたりしてしまうんです。
肝機能の低下(女性の場合)
- エストロゲン(女性ホルモン)の分解が遅れる⇒疲れやすい
- 甲状腺ホルモンの分解が遅れる⇒イライラする
- 乳がんや子宮体がんのリスクも高まる
もしかして、女性がイライラする原因はお肉が不足しているからなのかも?
毎日を楽しく美しく過ごすためにも、女性は意識的にお肉を食べていきたいですね。
魚よりもお肉を食べた方がいい!?
魚or肉となった場合、お肉を選んだ方がいいとのこと!

タンパク質を多く含む食材とされる魚や大豆。
これらにも必須アミノ酸が含まれていますが、実はお肉の方がタンパク質の中の必須アミノ酸がバランスよく含まれているそうなんです。
少なくとも、男女とも1週間に最低400gのお肉が必要(400g~600gが理想)
大きめのステーキだと2枚分の量!!
乳製品と卵は、お肉と同じく必須アミノ酸をバランスよく含んでいるので、毎日、肉・乳製品・たまごのいずれかは必ず摂るようにするのがベスト。
肉以外で必須アミノ酸をバランスよく含む食材
チーズなどの乳製品 たまご
そして、忘れてはいけないのが野菜や海藻、きのこなどの食物繊維を摂ること。
肉・乳製品・たまご:野菜・きのこ・海藻を1:2の割合で食べるのがいいそうです。
鶏肉・豚肉・牛肉のどれがいいの?
鶏肉・豚肉・牛肉どの肉も良質のタンパク質を含んでいるので差はありません。
ビタミン・脂質などの栄養素が異なるんだそう。
鶏肉
良質なタンパク質以外にお肌や目にいいビタミンAが豚肉・牛肉に比べて多く含まれています。
特にささみ肉は低脂肪でタンパク質の量が圧倒的!筋トレ・ダイエット中の方におすすめ。
豚肉
ビタミンB1が疲労を回復してくれます。特にもも肉が鉄分が多くおすすめ。
身体に必要な脂も多いので取り除く必要はありませんが、カロリーが高いので摂りすぎには注意。
身体に必要な脂(不飽和脂肪酸)も多い
牛肉
牛肉には貴重なビタミンが含まれているのを知っていましたか?
牛肉に多いビタミンA・D・E・Kは加熱しても壊れません。
ただし、脂の摂りすぎには注意。赤身のもも・ヒレがおすすめです。
肉博士おすすめ!牛すね肉シチューの作り方
肉博士おすすめの牛肉の部位
それは、牛のすね肉
運動量が多い部分なので脂肪が少なくて、コラーゲンが多い部位。女性にはとくにおすすめだそうです。
すね肉シチューの作り方
すね肉って固いイメージがありますが、時間をかけるとホロホロと柔らかくなります。
そこでまずは、すね肉を簡単に柔らかくする方法。
それは、パイナップル!
パパイン酵素
タンパク質を分解するため、肉がやわらかくなります。
- パイナップル1/4をすりおろす。
- すね肉200gを半日(1時間でも効果あり)漬け込む
- 柔らかくなったすね肉をお水から煮込む
- お好みの野菜を固いものから順番に入れる
- 塩を小さじ1入れる
こんなにシンプルな材料だけで、すね肉の出汁と野菜のうま味で美味しくできあがるみたい。
パイナップルはそのまま食べたいので、お肉は塩こうじか甘酒につけて柔らかくしよーっと。
さいごに
女性ほどお肉を積極的に食べた方いいなんて、うれしい情報でした。
今までお肉を食べることにどこか罪悪感があったけど、400gも摂った方がいいっていうから全然足りてなかった事に驚き。
赤身のお肉は脂肪を燃焼させる力もあるので、ダイエットにも効果があるそうです。
