毎日の食卓に梅干しはありますか?
私は結婚してから、だんなさんがあまり梅干しが好きじゃない事もあって、ほとんど食卓にも料理にも梅を使うことがなくなっていました。
でも、先日梅干しをいただいたのをきっかけに、梅干しのことを調べてみると

昔から「梅は医者いらず」とか「1日1個梅干し食べるといい」とか聞いていたけれど、最近では科学的にも梅の健康効果が解明されて注目を浴びているとの事。
抗酸化作用があるらしく、アンチエイジング効果にも優れているそうです。
今まで食べてこなかった事が悔やまれる。昔から体に良いということはわかっていたのに。日本人のご飯のお供なのにぃ~っ
そんな梅干しのすごいパワーとアンチエイジングに良い理由をまとめていきたいと思います。
こんなに!?梅干しのすごいパワー
- 胃炎・胃潰瘍・胃がん予防
- 虫歯予防
- 糖尿病予防
- カルシウムの吸収促進
- 食中毒予防
- ダイエット効果
- インフルエンザの予防
- リラックス効果
- 疲労回復効果
- 整腸作用
- 食欲増進
- 血液サラサラ効果
- 血糖値を抑える
- 血圧上昇を抑える
- アンチエイジング効果
ざっと挙げただけでも梅の健康パワーがこんなにあります。
最近では、「脂肪がつきにくくなる」「不妊予防」など科学的に解明されてきているそうで、まだまだ奥深い効果が隠れているやもしれません。
梅のクエン酸パワーがすごい!
梅干しの酸味のもとでもあるクエン酸がすごいんです。
- 体内のエネルギー代謝を活発にして、血流を良くして食事の偏りでドロドロになった血液を弱アルカリ性に中和してサラサラに。
- 代謝を活発にして食べたものを効率的にエネルギーに変えて、疲労物質といわれている乳酸をつくらせないように働いてくれる。だから疲労回復に有効。
- エネルギー代謝が活発になることで余分な脂肪分が蓄積されないのでダイエット効果が期待できる。
- 強い制菌効果があるのでおにぎりやお弁当に梅干しを入れるだけで食中毒予防になる。
- 腸内で悪玉菌の繁殖を抑える作用があるので下痢や便秘の改善効果。
- カルシウムの吸収を促進してくれるので骨粗しょう症予防にもなる。
あのすっぱい成分クエン酸が私たちの体にいい影響を与えてくれるんですね。
生活習慣病にいい”梅リグナン”
はじめて聞く「梅リグナン」この栄養素にも色々とうれしい健康効果が期待できるそうです。
- 胃炎や胃潰瘍の原因となるピロリ菌の動きを抑える作用で胃がんを予防する効果が期待されています。
- インフルエンザウィルスの増殖を抑えて、感染力を弱めてくれる。
- 血圧の上昇や動脈硬化の進行の原因を抑制してくれる作用
- 血糖値の上昇を抑える作用
梅リグナンと「梅」がついているだけに梅にしかない成分なのかな?だんなさんにピロリ菌がいた事もあったので予防にいいですね。食べてほしいなー。
一番気になる梅のアンチエイジング効果
まさか梅干しにアンチエイジング効果があるとは思いませんでした。
老化の原因として活性酸素があげられます。
年齢とともに抗酸化力が下がって必要以上の活性酸素が増えてしまう事によって体をサビさせ、体に色々悪影響を与えたり、シミ・シワなど老化のスピードを早めるといわれています。
梅干しには強い抗酸化物質フラボノイドが含まれているので美肌効果が期待できるとのこと。
お肌のターンオーバーを正常化してくれたり、血液をサラサラにして新陳代謝がよくなるので肌にたまった老廃物がスムーズに排出されやすくなって肌が内側から若返るそうなんです。
素晴らしい。
そして、もうひとつ。
梅干しを見たり、想像すると唾液が出てきますが、唾液には『パロチン』というホルモンが含まれています。パロチンには皮膚の新陳代謝を活発にしたり、骨や歯を丈夫にしたりと若返り効果があるといわれているんです。
唾液はいいっていいますもんね。

梅干しひとつでこんなにもパワーが満載。
ただ梅干しは塩分が多いんじゃないの?塩分の摂りすぎにならない?って不安になりがちですが、最近の梅干しは塩分量が少ないものがほとんどでだいたい1個で1gほどだそうです。
味噌ラーメンを1杯食べると塩分量は約5.6gもあるようなので、梅干し1個なら摂りすぎを心配しなくても大丈夫だと思います。
実は、いただいた梅干しがめちゃくちゃ酸っぱくて、梅干しを半分にして昆布茶に入れてちょうどいい美味しさになるお味。
美味しくいただきたいので、いただいた梅干しが無くなったらもう少し塩分ひかえめで甘めの梅干しを買ってご飯と一緒に食べたいなと考え中。
梅干しが嫌いじゃないなら、
この梅パワーを摂り入れないともったいない!!
梅干しの効果を感じながら、梅干し生活はじめてみませんか?
美味しい梅干しを探すなら、紀州産南高梅をお試しできるセットがおすすめです。
※参考にした書籍